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HANANINGEN×花人間*前編*


11/9(金)、10(土)に開催する「HANANINGEN」のワークショップ。
今回はHANANINGENってなんだろう?の疑問を解消するため、いろはに北欧教室管理人が東京・麹町の店舗に「発芽」しに行ってきました。
(興奮しすぎて写真撮るのおろそかになってました。写真少ないですがご容赦ください)

お花を選ぼう

こんにちはー。

「こんにちは!」

足を踏み入れた店内は、やさしいお花の香りでいっぱい。
明るく迎えてくれたのは二人の女性、Erinaさんとkeikoさん。
今回Erinaさんがヘアメイク、keikoさんが発芽を行ってくださいました。

「まずは皆さんに、季節のお花の中からお好きなものを一輪、お選びいただいてます」

そうおっしゃってくださったのは、keikoさん。
お花を選んでもらう理由は、自分の選んだお花だけでも覚えて帰ってほしい、という想いがあるからだそうです。
たくさんあるお花…どれにしようか悩んでしまいます。
これは、あれは、と悩んでいると、ひとつひとつ丁寧に、どんなお花か教えてくれます。

「赤い実に見えるものは、じつはつぼみなんです。つぼみの状態でもかわいいですし、お花が咲いても素敵なんですよ」

その言葉に惹かれ選んだのは、シキミアというお花。
緑の葉に赤いつぼみがよく映えていて、色合い的にクリスマスにも合うそうです。

さあメイクアップ

お花を選んだら、着替えてヘアメイク。衣裳は貸し出してくださいます。
また店舗ではリタッチメイクとフルメイクが選択でき、今回はフルメイクしてもらいました。
ヘアメイクをしてもらいながら、Erinaさんと話が弾みます。
机に花図鑑が置いてあり、それをめくりながらお花についてのあれやこれや…
やはりみなさんお花に詳しいんですね。

「そうですね、自然と覚えていきました。道を歩いていてもぱっとお花の名前が出てくるようになったり、友達に教えられたり。そういうちょっとした自分自身の変化が、嬉しかったりします」

そう笑ったErinaさんは、とても輝いていました。

いざ、発芽

再びkeikoさんにバトンタッチし、いよいよ発芽!
ここからは完成するまで、自分の姿を見ることはできません。
いったいどんな風に仕上がるのか、どきどきです。
発芽中も、keikoさんとおしゃべり。
こんなうれしいことをおっしゃってくださいました。

「メッツァさんのホームページを見て、『余白と、暮らす。』って、まさに私がGANON(※)に入社を決めたのと同じだったんです!
何かと時間に追われてたり、急がなきゃとか、頑張らなきゃ、とか…そういうことを忘れて、少しでも心のゆとりというか、癒しというか、そういうものを感じてもらえたらいいなと思ったんです」

確かに最近、わたしも余裕がない気がします。

「それは大変です!今日は少しでも『余白』を感じていってくださいね」

時間を丁寧に使うということ

おしゃべりをしながら、頭にどんどんお花が活けられていきます。
だいたい一人当たり、何種類くらいのお花を使うのですか?

「お客さんによって様々ですね。最初に選ばれたお花によっても変わるので…今は少し種類が多めです」

それは仕上がりがますます楽しみに!
ところで、発芽ブースはいたってシンプルな空間。
その空間と頭に活けられていくお花の音が、なんだか気持ちを落ち着かせてくれます。
こういう時間、すごくいいですね。

「そうかもしれません。仕事とかいそがしいかもしれないけど、だからこそこういう、HANANINGENを体験しに来てくださったり、自分の好きなことをやったり、時間を丁寧に使えることって、すごく大事だと思うんです」

確かに、今すごく贅沢な気持ちになっています(笑)

するとそこへ、黒ずくめの男性登場。
こちらの方は…?

後編に続きます!

(※)GANON…「一輪の花だけでも好きになってもらいたい」
『フローリストになりたい』と言う時代を作るため、このデジタルな時代に逆らい自然や花を愛せる、そんな時代作りを行う花屋。
花活けバトル優勝。海外でのファッションショー主催。
海外に向けたフラワーデモンストレーションライブ。多くのメディア掲載。
そしてHANANINGENという、花と人の関係作り。
代表のhikaru seino率いる、花を使ってイノベーションを起こす企業それがGANON FLORISTである。(GANON FLORIST公式HPより引用)


取材・文/いろはに北欧教室 管理人・こばやん
photo by KIRIAKI ryota


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