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スウェーデンの国民的映画上映 (スウェーデンクリスマス・ルシアデイ #3)

カフェが併設されたワークショップやものづくりが体験できる場所「クラフトビブリオテック」では、スウェーデンのクリスマスでは定番の国民的アニメ映画『カール・ベルティル=ヨンソンのクリスマスイブの物語』を特別上映しました。

 ――14歳のカール・ベルティル=ヨンソンはスウェーデンの郵便局で、郵便物の仕分けと配達の仕事をしています。ロビン・フッドに憧れる彼は、郵便局にあふれている裕福な人々宛のクリスマス用の郵便物の一部を、貧しい人たちへ届けようと思いつきました――

映画がはじまる前から、建物前には映画を楽しみに待つ方々で行列が!

1975年のクリスマスイブに公開されてから、毎年イブの夜にスウェーデンの子どもたちが楽しみにしてきたアニメーション作品で、心温まる内容にこの日も小さいお子様から老若男女、多くの方々が楽しむ様子が見られました。

スウェーデンのクリスマスの伝統アニメーションを、その日そこに集まったそれぞれ知らない人たちが同じ映画を観て、みんな同じ心あたたかな気持ちになるという体験。それはまさに、スウェーデン現地の人々が、クリスマスの時期に体験していることの、追体験の場となったように思います。

見終わった参加ゲストからは、「スウェーデン版、ねずみ小僧だね!」
と、とてもわかりやすい感想をもらいました。

クリスマスや夏至祭や音楽に関する映像、北欧のアニメ等あまり知らないので紹介して欲しいという意見もいただきましたので、今後、どうぞご期待ください!

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